大規模修繕工事とは
<建物の長寿命対策です>
屋上防水、外壁、鉄部塗装、タイル面の補修、バルコニーや外廊下の防水等を行い、足場やシートで囲って、長期修繕計画に基づき行っているのを、一般的に大規模修繕と言っています。
建物は築後10年を越えるころから“経年劣化”という現象にさらされます。人間が年とともに脈が衰え、体力が弱るのに似て、定期的に化粧をし、メンテナンスをする必要があります。
また、人間の動脈硬化に似て、水廻りの配管は築後20年を超えると劣化が進みます。
建物も生きています。
日光の当たり具合や、気候・気温、建っている地域・環境によって劣化の進み具合も様々です。
注意しなくてはいけないのは、単に長期修繕計画に載っているからやるのではなく、専門家に相談し、現状の建物を診断した結果を踏まえ、長期修繕計画どおり工事を行う必要があるかどうかを見極めないといけないことです。
建物の“ほぜん”、日頃の注意と対応が資産の管理・保全につながります。
修繕サイクル